脳卒中
脳卒中とは?
脳卒中とは脳の血管が突然詰まったり、破れたりする病気です。
「脳卒中」という言葉をよく耳にされるかと思いますが、実は広い意味を持った言葉です。
ここではまず「脳卒中」について概説いたします。
脳卒中の「卒中」とは「突然起こる」ことを表しており、脳卒中とは脳の血管が突然詰まったり、破れたりする病気の総称です。血管が詰まって、脳に血液が流れなくなることで脳がダメージをうけることを「脳梗塞」と言います。脳梗塞も左のようにいくつかのタイプに分かれますが、詳細に関しましては次項で解説いたします。一方で脳の血管が破れてしまう病気には、下図のように脳の中を走行している血管が破れる「脳出血」と、脳の表面を走行している血管が破れる「くも膜下出血」があります。こちらの詳細に関しましても別項で解説していきます。
一般的には脳卒中と一括りにされていますが、血管が詰まることと破れることは病態も治療方法も大きく異なりますので、それぞれの病態をよく理解して適切な予防策をたてて発症を未然に防ぐ必要があります。また万が一発症してしまった場合でも、正しい病気の知識があれば早期発見することができます。現在は早期発見・早期治療をすることで後遺症なく日常生活に復帰できる確率も高くなっていますので、このサイトを通じて正しい知識を身につけていただき、皆様の健康維持にお役立てください。次項からはそれぞれの病気の解説をしていきます。
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